こんにちは!英語ライフサポーターのぬまたゆみです!
英語学習には色々な方法がありますが、あなたはシャドーイングという学習法に挑戦したことがあるでしょうか?
✔︎聞いたことはあるけどどうやるかわからない
✔︎効果的なシャドーイングの仕方が知りたい
✔︎どんな教材を選べばいいの?
と、シャドーイングをするにあたって色々と疑問も出てきますよね。
そこで、今回は英語学習にとても効果的なシャドーイングの仕方についてご紹介したいと思います。
それでは、早速始めていきましょう!
シャドーイングとは
そもそも、シャドーイングとはどのような学習法なのでしょうか?
シャドーイングとは、英語の音声を聞いた後、即座に聞こえたまま言葉にする訓練であり、主にリスニングやスピーキングの練習に効果的です。
shadow(影)と言われる通り、聞こえた音声の後に影のように発話する練習で、素早い反応が求められます。
シャドーイングをする際、意味を考える必要はありません。
あくまでも聞こえた音声をそのまま自分で声に出してみることが大事です。
これは通訳訓練としても使われている学習法の1つでもあります。
シャドーイングで英語力が劇的に上がる理由
英語のリスニングのプロセスには、「音声知覚」と「意味理解」という2つの流れがあります。
シャドーイングは主に「音声知覚」を鍛えることに重点を置いています。
「音声知覚」=音声を正しく捉えることです。
リスニングが苦手な人の多くは音声が正しく認識されていないので、英語が聞き取れないことがほとんどなのです。
音声さえ正しく認識出来れば、あとはその単語を知っているか・いないかで意味理解が可能か否かのプロセスに入っていきます。
「意味理解」に関しては、ほとんどの日本人なら今までずっと単語を覚えたり文章読解の練習をしてきたので、ある程度の意味理解力は持ち合わせているはずです。
音声で聞くと何を言っているのか分からなかったけれど、文字で見ると意味がわかるなどはその典型です。
そこで、シャドーイングをすることによって聞こえた音の意味を考えずにそのまま復唱することで「音声知覚」を鍛えることが出来ます。
そうすると分かる音声が多くなり、「意味理解」の過程にスムーズに入っていけるのです。
ただし、「意味理解」の過程では聞こえてきた音声が自分の知識の中にあるかが問われるので、合わせて普段からリーディングや音読などで鍛えておくこともお薦めします。
効果的なシャドーイングの仕方
シャドーイングを始めるにあたり必要なのが教材です。
教材を用意する時には、必ず音声付きで後から文章と和訳が確認できるものを選んで下さい。
音声のみの教材だと、結局何を言っていたのか分からずにそのまま音声を真似ているだけになってしまいます。
本の教材であれば音源とテキスト(英語、和訳付き)を選ぶようにしましょう。
さて、教材を揃えたら早速シャドーイングに取り掛かりましょう。
ここでシャドーイング初心者にオススメの方法をご紹介します。
① まずは一度音声を聞く
ここではテキストは見ずに、何を言っているのか聞き取ることに集中します。
② 1文ずつごとに繰り返し発話する
1文ずつCDを止めて聞こえた通りに発音も真似てみます。
③ 英文と和訳を確認、テキストを見る
ここでやっとテキストを開き、英文を確認します。
この時点で訳を見なくても理解が出来るのであれば、そのまま進んでも構いません。
④ いよいよシャドーイング!
英文や訳を理解したら、また最初からCDをかけ、今度はCDについて行くように発話していきます。
ここではテキストを閉じて耳だけを頼りに真似して声に出して下さい。
教材に遅いスピードと自然なスピードが両方付いているものであれば、遅いスピードから慣れていき、最後は自然なスピードについていけるように繰り返し練習します。
⑤ 最後にCD無しで音読
何度もシャドーイングを練習した後、一番最後の締めにテキストを開いて音読します。
この時CDは止め、文字を追いながら音読しましょう。最後に音読をすることによって、音声と文字が完全に一致し、記憶をより長く定着させておくことが出来ます。
まとめ
以上、5つのステップがお薦めのシャドーイングのやり方になります。
この方法が少しでもあなたの英語学習のお役に立てれば幸いです!
長い語学学習の道のり、コツコツと自分のペースで進んでいきましょう♪